保険による資産運用

編集=山田 賢人

保険で資産運用と言うのは意外かもしれません。しかし、実際には保険も、資産運用が可能なものがあります。代表的なものは、一時払養老保険、一時払終身保険、個人年金保険、変額個人年金保険などがあります。

養老保険とは、銀行の定期預金と同じで、一定期間お金を預けて満期になったら利息分をプラスして戻ってくるという貯蓄型の保険です。

銀行の定期預金と違うのは期間中に死亡した時に保険金が支払われるということです。貯蓄型なので、預金と同じく今は金利が低い時ですのでリターンが少なく、かつてほど人気はありませんがリスクの少ない資産運用である点は変わりません。

終身保険も貯蓄性の面が高いため、養老保険と同様のことが言えます。どちらも月掛けで支払うのではなく、一括して保険料を支払う「一時払い」だと利回りが良いのが特徴です。

個人年金保険とは、老後の生活に必要な資金を準備しておくことを目的として加入する生命保険のことです。

保険を契約するときに取り決めた定年の年齢、例えば60歳とか65歳などに達すると、保険契約をするときに取り決めた所定の年金額を受け取ることができるものです。定年してから公的年金が支給されるまでのつなぎの資金として、また、公的年金で生活資金が不足した場合の上乗せ資金としても注目が集まっています。

変額個人年金保険は、契約者が支払った個人年金保険の保険料のうち、年金の支払い原資となる部分を株式投資や債券投資などで積極的に運用し、その運用した実績によって将来受け取る年金や解約返戻し金が増減する保険になります。

運用実績次第では満期になった後の年金支払額が保険料として支払った額よりも大幅に上回ることもある一方で、保険料として支払った額よりも年金支払額が下回る場合もあるので注意が必要です。

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この記事の監修者山中 伸枝(やまなか のぶえ)

東京都中央区にある株式会社アセット・アドバンテージの代表。個人・法人に向けて夢を実現するための具体的方法を、ファイナンシャルプランナーの立場から提案している。[詳細プロフィール]

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