金(ゴールド)による資産運用

編集=山田 賢人

ここ数年、インフレに対抗する手段として「金(ゴールド)」が注目を浴びています。21世紀に入ってから4~5倍に高騰していて、しかも世界の基軸通貨であるドルとは逆相関関係にあり、株や債券とも別の動きをすることが多いため、ほかの資産の目減りをカバーする資産として投資される人が増えています。

しかし、一口に金投資と言ってもさまざまな種類があり、それぞれ異なった性質を持っています。

「純金積立」は毎月一定額で金を少しずつ購入する投資法で、月々1000円から始めることができます。最低開始額が少ないことや、購入時期を分散させることによりリスクの低減できることから比較的初心者向きと言われます。

「金ETF」は金価格に連動した上場投資信託のことです。株式と同じように取引ができ、手数料が安いのが魅力ですが、株式のような利回りがなく運用会社が破綻した場合、資本が戻らない可能性もあります。

「金鉱山の投資信託」は、金などの貴金属を採掘する企業へ投資することを言います。金価格に比べてはるかにダイナミックに値動きするので大きなリターンが期待できますが、その分金価格の下落率以上に下がり易いためリスクも大きいです。

「金地金」とは、いわゆる金の延べ棒のことで、金投資の王道とも言える投資法です。5g単位から購入することができ、バーサイズの種類が豊富、5年以上保有すれば税金が減額されるなどのメリットがありますが、金価格の変動リスクと、為替リスクがあり、値動きが複雑と言えます。

「地金型金貨」金貨を購入する投資法です。金地金よりも少額で購入可能でです。

「金先物取引」。先物取引とは将来の売買時の値段をについてあらかじめ約束をする取引のことですが、それを金で行うものです。買い付けた時よりも相場が上がっていた場合には売買益が発生するわけです。

最後に「金CFD」ですが基本的に商品先物取引と同じですが、よりも少額からはじめることができ、ハイリターンが期待できます。

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この記事の監修者山中 伸枝(やまなか のぶえ)

東京都中央区にある株式会社アセット・アドバンテージの代表。個人・法人に向けて夢を実現するための具体的方法を、ファイナンシャルプランナーの立場から提案している。[詳細プロフィール]

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