予防接種/インフルエンザ

編集=山田 賢人

毎年流行する型が違い、ワクチンも異なる

インフルエンザほど毎年話題になる病気はありません。A型、B型、C型があり、またそれぞれにソ連型、香港型などウイルスも異なります。毎年流行する型も違い、さらに同じ型でも微妙に変化しています。予防接種のワクチンも毎年変わります。

インフルエンザにかかると39℃以上の熱が出て、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状も現れます。さらに、気管支炎や肺炎などを併発し、重症になることもあり、体の弱いお年寄りでは死亡に至ることもあります。

乳幼児は生後6カ月から接種が可能

インフルエンザのワクチンは任意接種。誰もが受けなければいけないわけではありません。体の弱いお年寄りをはじめ、学校や幼稚園、保育園など集団でいることが多いため、感染しやすい子供にもワクチンの接種が勧められています。幼児の場合は生後6カ月から接種することができます。

ただし、ワクチンは流行する型を予想してつくられるので、実際に流行したインフルエンザと適合しない場合、大きな効果は期待できません。また、任意接種なので料金は自己負担。そして、保険診療ではないため定められた料金はなく、病院によって3000~5000円と幅があることを知っておきましょう。

重い卵アレルギーの人は受けられない

接種は2回行います。1回目の効果が出た頃にもう一度打つことで、免疫効果が上がるためです。インフルエンザワクチンは1カ月後に効果が出始めるので、その頃、つまり4週間後に2回目を打つのが理想です。ただ、体調面などでそのようにいかない場合は早めに打つようにします。

副反応はまれに、注射した場所から発熱や腫れが出ることがあります。また、重症の卵アレルギーの人やゼラチンアレルギーの人、以前にインフルエンザワクチンによるアレルギー反応その他の問題があった人は接種が受けられません。

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この記事の監修者大西 勝也(おおにし かつや)

三重県津市の大西内科ハートクリニック院長。心不全治療において長年、専門医として、研究・治療に携わる。その豊富な知識と経験で、一人一人に合った治療法を患者と共に考え、信頼を得ている。 [詳細プロフィール]

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