狭心症の症状

編集=権藤 将輝

狭心症とは、発作的に胸のあたりに圧迫感と痛みを感じる病気のことです。

この症状は突発的に起こり、問題となっている血管の場所や状態で様々ではありますが、数十秒から数分間続きます。

胸骨(きょうこつ)という胸の真ん中の骨の裏側あたりに感じることが多く、突然胸を締め付けられるような圧迫感とそれに伴う痛みがあれば、患者さんにとっては大変な不安感を伴います。また、痛みより息切れや動悸、呼吸困難を強く感じる場合もあります。

尚、狭心症の自覚症状のことを「狭心痛(きょうしんつう)」と言いますが、医師が狭心症に伴う胸の痛みとして総称して表現していますが、これらは単に胸のあたりが痛いというだけのことではありません。医学的に言うと、「胸部絞扼感(きょうぶこうやくかん)」「胸部圧迫感(きょうぶあっぱくかん)」「胸部重圧感(きょうぶじゅうあつかん)」などと表現することもあります。

つまり、強く締め付けられるような感じがあったり、重いものが胸を圧迫しているような感じがあったり、胸の辺りが重くて苦しいという訴えなど様々です。また、これらの感覚は胸のあたりだけとは限らず、肩、背中、腕、首、頬、歯、後頭部など、広範囲に感じる方もいらっしゃいます。そしてそれは決して稀なことではありません。

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この記事の監修者大西 勝也(おおにし かつや)

三重県津市の大西内科ハートクリニック院長。心不全治療において長年、専門医として、研究・治療に携わる。その豊富な知識と経験で、一人一人に合った治療法を患者と共に考え、信頼を得ている。 [詳細プロフィール]

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  1. 突発的に起こるって書いてありますが、日常生活の中で起こりやすい状況や条件はあるんですか?

    ナビプロさん

  2. 狭心症は心筋への血流不足が起こると発症する。そのため、心筋が多くの血液を必要とする運動時に発症しやすいようじゃ。また、運動時以外にも風呂に入ったり、テレビや映画で興奮したり、口論で感情的になったりした時にも、発作が起こることがあるぞ

    本ドウさん

  3. じゃあ、狭心症の患者さんは運動厳禁てことになるのかしら?

    ハルちゃん

  4. 原因となる動脈硬化の進行を遅らせるには歩行、自転車など、全身を使った軽い運動が最適と言われておる。しかし、狭心症の発作がたびたび起こる場合、発作直後は運動を控えることも大事じゃな

    本ドウさん

  5. じゃあ、心臓に負担をかけるような無理なことをしなければ、症状は出にくいってことですね

    ハルちゃん

  6. でもね、症状が進行すれば安静時にも発作が起こるようになってくるんだ。心筋梗塞の恐れもあるから、早期治療を心掛けなくちゃ!

    ナビプロさん

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