睡眠時無呼吸症候群の手術

編集=山田 賢人

検査入院による終夜睡眠ポリグラフ検査の結果、睡眠障害の原因や重症度がわかり治療方法が決定されますが、睡眠時無呼吸を起こしている気道閉塞の場所や形状がはっきりしていて、他の治療法が効果的でなかった場合などに手術が行われることがあります。

特に成人している方の中には、肥満によってこの症状を起こしている場合が多いことから、まずは減量した後に慎重に判断されます。

最も一般的な手術は、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(こうがいすい・なんこうがい・いんとう・けいせいじゅつ)です。この手術は、口蓋垂(こうがいすい)、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、軟口蓋(なんこうがい)の一部を切除して気道を広げる手術ですが、閉塞している部分を取り除くというものです。

睡眠時無呼吸症候群の半数以上の方に有効とも言われていますが、人によっては、手術後、手術の傷による喉の痛みがあったり、鼻声になるなどの報告もあり、専門医ときちんと相談して行うことが重要です。

また、最近はレーザーを使った口蓋垂軟口蓋咽頭形成術も行われるようになっています。口蓋垂や軟口蓋の一部をレーザーで切除する方法で、痛みは少ない方法ですが、睡眠時無呼吸症候群としての治療効果はこれからの判断となっている新しい方法なので、こちらも専門医とよく相談する必要があります。

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この記事の監修者久保 清景(くぼ きよかげ)

神戸市垂水区の医療法人社団くぼクリニックの院長。循環器内科・外科・リハビリテーション科として独立開業し、予防医学に力を入れて取り組む。[詳細プロフィール]

今回の記事はいかがでしたか?

  1. 手術でも治療が可能なんて意外ですね。

    ナビプロさん

  2. 効果があれば呼吸がしやすくなり、体内の酸素量も増加する。高血圧や循環器系などの合併症抑制にも有効とされておる。

    本ドウさん

  3. でも、やっぱり手術は少し抵抗があるよね。病気にならないよう、日々の生活を見直すことが一番じゃないかな。

    ペン知ルくん

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